2011年05月29日

移民戦略・後編

現状80点採ると合格。あとの人は不合格。

要するにそのような○×制度を脱皮し
70点以上の異国からの研修生は、准看護婦扱いで、さらに3年間の受験チャンスを与える
60点以上の研修生は、病院現場判断で、研修生としてさらに2年間、受験チャンスを与える
(現場から内申書を提出願い、付加することも、検討する価値あると思います)

もちろん合格してないのですから、仕事には規制があります。

ですから合格した人とは、収入の差がつくのは、当然のことです。

3年経過しても、60点以下という異国からの研修生は、10%ぐらいとのことですので、その方々には帰国願うしかないと思います。

現状のままだと、逆に90%の人が帰国するということになると思います。

10年後、20年後、30年後、介護の人材が不足することは、明らかです。

大きな社会問題となることが明らかであり、またフィリピンサイドでも、国会議員が、もしこのまま90%の人材を、日本から放り出すのならば、フィリピンは、言葉の壁がない米国、英国一辺倒の政策に切り替える他にないと、日本に要望書を提出したようです。

○か×
人材判定に、この方法しかないという高飛車で通った時代は、もうとうの昔に終わってます。

少子化問題を抱える日本は、こちらから頭を下げてでも、有能な異国の方々に来ていただき、日本でご活躍していただかないと、立ち居っていかない国になりつつあるのです。

話しは変わりますが、日本大使館ほど、杓子定規に物事を処理する国はないと、よく聞きます。

それと一緒で、このままでは、必ず行き詰まります。

橋下大阪府知事あたりが、総理大臣に就任しない限り、この頭の固さは、治らないのかも知れません。



今回のサンキューワード「ひとこと」を紹介します。
29『誰かが負けなきゃ、勝てる人はいないんだからね。』(参照ディスカヴァー21)

今回の「ひとこと」をなるほどと思われた方は「和歌山県人気ブログランキング」をクリックお願いします。
      ↓ ↓
人気ブログランキングへ
  


Posted by アスタサービス at 23:23K.I

2011年05月29日

移民戦略・前編

インドネシア、フィリピンからの看護士、介護師に対する優遇措置について、前回書かせていただきましたが、本日はその具体的戦略を述べさせていただきたいと思います。

先ず私たちが忘れてはいけないこと
それは今回の東日本大震災があろうが、異国からの看護士、介護師は全員帰国しなかったという事実です。
さらに、来年来日予定だったフィリピンからの看護士、介護師のうち、15%、43人が辞退しましたが、85%のフィリピン人は、家族の反対を押しきって、日本行きを決心した人達だということです。
半端な気持ちで来日する人はいないと、言い切っても過言ではないという現実です。

日本国が将来に向け、本当に必要な人材だと判断するのであれば、合格、又は不合格という決定方法では、いい人材を葬りさる可能性が高いと思います。

選択制度の在り方において、○か×だけではなく△が必要です。

現在は3年(4年もあり)以内の国家試験合格者のみ、日本に引き続き滞在出来るシステムになってます。

日本人受験者の合格率は、いつも90%以上ですが、インドネシア、フィリピンからの受験者は、漢字にルビを打つなりして、合格率が上昇したと言っても、わずかに4%です。

インドネシア、フィリピンからの受験者は、自国での看護士、介護師試験に優秀な成績で合格した選抜された人材にも関わらず、このような結果になるということは、いかに日本語、特に漢字、専門用語の壁が高いかを表してると思います。

このままいくと、大量に帰国しざろうえない結果になることは、火を見るより明らかです。

ご本人たちは、日本に残り、このまま継続して仕事を続けたい。また日本サイドの現場も、残って仕事して欲しいと思い、異国からの研修生の支援を行っている。お客様も異国からの看護士と、どうやら心が通じている。

その3方がオーケーならば、後は国がこの現状をしっかり見つめ、変なプライドを捨てて、前例のない施行変更へ挑むべきなのです。

後編に続く



今回のサンキューワード「ひとこと」を紹介します。
28『人間、辛い時が、一番成長してるとき。』(参照ディスカヴァー21)

今回の「ひとこと」をなるほどと思われた方は「和歌山県人気ブログランキング」をクリックお願いします。
      ↓ ↓
人気ブログランキングへ
  


Posted by アスタサービス at 08:10K.I