2017年07月10日

あー、いつかおまえがくれた

故人様が好きだった曲を式場で流させて頂きました。

矢沢永吉さんの事が大好きな方で、安物の時計が式場で流れています。
突然のお別れという事もあり皆様悲しみの中で故人様との最後のお別れをされていました。
自分は告別式のみのお手伝いでしたが、印象深くて今でも思い出す事があります。


ハンバートハンバートさんの大宴会が好きな方もいらっしゃいました。
場を賑やかにさせて盛り上げるのが大好きな故人様で、祝い船など故人様が大好きだった曲で明るく送ってあげたいとご遺族様が仰っていました。
明るい曲なんて不謹慎かな?と気にされてましたが、仲の良い方で集まるんだし気にしなくて良いと思いますと話したのを覚えてます。

このブログを書きながら当時の事を思い出したりしています。
また車の移動中などで当時流れていた曲を口ずさみながら思い出したりする事もよくあります。


ご遺族様に思い出して頂けるような。
また、あの時のお葬式は良かったねと皆様で故人様を偲んで頂けるようなお葬式のお手伝いをしていきたいです。  


Posted by アスタサービス at 20:19Comments(0)Y.N

2017年07月09日

社会人と学生の違い

来年の新人さんとの交流会が昨日行われました。来年の新卒の方達を見ながら「一年前を思い出すなあ..」とシミジミ。
そこで仕事を初めて3か月がたち、社会人として変わったところはどこなのか考えてみました。

私が学生時代と比べて意識するようになったところは、「責任感」です。
まず、学生時代の責任感って?と考えました。するとあまり自発的に動いたりすることが少なく、責任感を感じる場面もあまりないと感じます。学生時代は親に保護されている状態であり、もし何かあったとしても自己責任にはなりません。
しかし社会人になるとそうはいきません。私もいつか担当を持つときがきます。その際の責任とは、「最後まで責任持ってお客様に立ち会う」ことと思います。万が一、問題が起こってもその責任も自分です。つまり社会人になると自分の全責任ももって仕事に取り組むことが要求されると感じます。

もしこの記事を来年の新卒の方達が読んでいるのであれば、今の学生の責任感と社会人になってからの責任感の違いを考えてみてほしいなと思います。  

Posted by アスタサービス at 12:18A.U

2017年07月08日

気付いた事

入社して3ヶ月、たくさんの事を教わってきました。そしてついに先日、担当をもたせていただきました。初めての担当のお仕事に戸惑う事が多くありましたが、お客様と接する中で「最後まで私がついていてあげたい」と強く責任を感じました。

無事お式を終えた後のご家族様からの「ありがとう」の一言にとても胸が熱くなりました。

故人様とご家族様の思い出を一つ一つ聞く度に、故人様生前の光景が次々と頭に浮かびます。
私自身ももっと家族と関わる時間を作り、色んな話をするようにしようと思いました。

実際に担当のお仕事をさせていただき、たくさんの事に気付く事ができるきっかけになりました。また、改めて素晴らしいお仕事をさせていただいていると実感しました。  


Posted by アスタサービス at 12:55Comments(0)M.H

2017年07月07日

初担当

今週初めてお客様の担当につかせてもらいました。担当ということで、お客様とお通夜の前日から告別式まで多くの話をしました。故人様の話を聞く中で、自分が何をしてあげるのかをすごく考えました。
御式では緊張と不安でいっぱいでしたが、先輩の助けもあり、どうにか無事式を終えることができました。自分の知識不足を感じたので、これからもたくさん知識をつけ、よりよい御式を行えるように努力したいと思います!

今回の初担当ではたくさんの事を学ぶことができたので、また次担当になるときには、今回学んだことをいかしていきたいです!!  

Posted by アスタサービス at 18:09S.K

2017年07月05日

喜び

 ゲートハウスは、会員様の誕生日の月に、お花を届けさせていただいています。
私たちが、お葬式以外でお客様と接することが出来る数少ない機会でもあり、お客様にも大変喜んでいただけているサービスです。
私は今日、ある施設に居る方に、お花の配達に上がりました。その方はゲートハウスのファンであり、お花の配達をとても楽しみにしているとのことでした。そして、お花をお届けにあがると、笑顔を浮かべ、「ありがとう、家に飾らせてもらうよ」と言葉をいただき、私自身もとてもうれしい気持ちになりました。それは今回のお客様だけに限らず、配達にうかがったほとんどのお客様に喜んでいただけています。
 私自身もたくさんのお客様に出会って、少しですがお話をする貴重な機会を大切にし、お客様に寄り添っていきたいです。  

Posted by アスタサービス at 17:40N.K

2017年07月04日

家族は大事に

7月に入って、祖父がまた入院したと親から聞かされました。

祖父は4年ほど前に1度、腸閉塞でもう危ないから親戚を呼んであげて下さいとまで言われるほどの状態でした。
ICUに入って、顔や体がむくんで別人のようになって、体中に管が繋がっている祖父を見たとき、今までそんな場面に直面したことがなかった私は申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

普段からあまりお礼も言えるような性格ではなかったことを後悔しましたし、妹が横であんなに泣いている姿も初めてでした。

今ではすっかり元気になって、あの時のこと?寝てたから覚えてないわ!と笑っていた祖父がまた入院。初期の癌だそうですが、やはり心配です。
あのことが、妹は看護師に、私はこの職に就くきっかけの一つにもなりました。

そんな祖父は、「あの時川見たかも、三途の川」とまで言っていたので、今回もきっと元気になってくれるとは思いますが、また次の休みに会いに行こうと思います。  


Posted by アスタサービス at 18:51N.A

2017年07月03日

お化けの正体

社会人になったことで、学生時代にも増してたくさんの方と出会わせて頂いています。
ただ、学生時代と大きく異なるのはその全てが自分の好きな人間とは限らない、ということです。
ブログを愚痴で埋め尽くすのは気が引けるので、ここ3ヶ月で身に着けた処世術のようなものを今日は書かせて頂きます。

僕は釈迦でも成人君子でもないただの人間なので、生きている以上必ず嫌いな人間が現れます。
それは昔から変わらないことです。
ただ、これまでのように「嫌いな人とは話さない」「気の合わない人とは関わらない」という態度をとることはできません。

じゃあ、どうしたらいいのか。
頭を抱え続けて2ヶ月強、僕なりの答えを出せました。
それは「嫌いな人」と一まとめにして言うのではなく「この人のここが嫌い」という風に見方を変えることです。
そういう風に人を見ることができれば、「この人のここは嫌い。でもこの部分は尊敬できるな」と全ての人から何かを学び取れるのではないかと思います。

この答えを出せたのは僕の中に「もったいないお化け」がいるからだと思います。
どんな人であれ、これまで生きてきた以上苦しいことや悲しいことがあったはずです。
それを乗り越えて現在のその人がいるんですから、その経験値を盗むつもりで人を深く見られるようになりたいです。
この意識を忘れなければ、僕はもっともっと先へ行けるのではないかと思います。


ふと日々の行動を振り返るといつも、もったいないお化けがいますが、いつかそいつが成仏してしまうような人間になれればと願っています。  

Posted by アスタサービス at 18:46K.U

2017年07月02日

お葬式の本質

この仕事に長く従事していてふと先日

『お葬式の本質ってなんですか?』

という質問を受けました。

さてなんでしょう?

日々我々は本質というものを感じながらお葬式の提供(お手伝い)をさせて頂いているのですがいざ聞かれると頭の中には業界誌に載っているような難しい言葉を並べようとしている自分が居ました。

まてよ?本質ってそうなのかな?我々がしっかりとつかめているものなのかな?


私は昨年の暮れに育ての親代わりをしてくれた祖母を亡くしました。

この業界に入ったきっかけになった祖父の死から20年。

いつこのときが来るのだろうと考えながら、昨年とうとうその時がきました。

亡くなる三ヶ月前に余命宣告半年と言われました。

本人に言うかどうか、家族会議を行い、『言わない!』という結論を出したのですが、はやり自分の体は自分が一番分かるのでしょうね。

祖母は自ら医師に確認したようです。自分はあとどれだけ生きられるのかを。

強いと思っていた祖母もはやりショックだったようでみるみる弱っていきました。

私はただなんとなく、ただなんとなくなんですが、祖母宅へ訪問する頻度が減っていました。

「うちの顔見るのこわいんやろか?」

そんな事を言っていたと後々父から聞きました。


同時期に私は新店舗の出店のお手伝いをさせて頂いており、オープン時期が祖母の余命と重なっていた事もあり、新しい式場で見送ってやりたいななんて事を考えていたのですが・・・。



遠方に兄弟がいる事もあって、通夜は一日伸ばし、自宅で仮通夜を行いました。

息子・娘・孫5人とその家族・曾孫9人、そして祖母の大親友。

そんなメンバーで祖母を見守り一緒に旅支度を行い、メイクをし、最高級の棺に納めました。

翌日式場につくと準備が完璧に整い、祭壇にはスタッフの提案でピンクの背景にした遺影写真が飾られ、美しい生き生きとした花が飾られていました。祖母は花が大好きだったので真ん中で喜んでいるようなそんな気がしました。

それよりも会社全体で私の家族の為に心を込めてくれている事がひしひしと伝わり、それが本当に有り難かった。

通夜の夜、祖母の近くに座っていると、私の息子たちが寄ってきて

「パパ何してんの~?」と
「今日でお別れやから、ありがとう言ってんのやで~」
「ほな僕らもありがとう言うわ」

こんな時間を取る事も出来ました。

お陰様で全てに関し、親族・私・祖母全員が満足できたと感じられる葬儀が行えたわけですが、そういった私が感じた部分そのものが私にとっての

『お葬式の本質』

だったのではないかと思うのです。

我々へのご依頼までに様々なプロセスがあり、それを踏まえ葬儀が進行されていく。

安易な一般論的な本質に当てはめる事なんて無理な話。

そんな難しい、でもやりがいのある仕事に祖母が就かせてくれていたんだなぁと今更ながらに感じました。

祖母の存在は今も尚健在。

長文になりましたが、私が感じたお葬式の本質はそこにあり、それは今後の仕事にも大きく役立つと思います。

それを仲間達にも伝え、考え、想像を膨らませる集団が出来れば質の高いお葬式をご提供できるのだと思います。

最期までお読み頂きありがとうございました。


  


Posted by アスタサービス at 10:45K.F

2017年07月01日

ご遺族様の思い

大切な方を亡くしたご親族様は、当然深い悲しみの中にいらっしゃいます。
もうお顔を見ることの出来ない寂しさ、お話する事のできない寂しさなどいろいろな悲しみの中に
いらっしゃいます。

そのようなご遺族様に対し我々が出来る事は、ゆっくりお別れをしていただける時間を作る事だと思います。
ご当家様の負担を出来るだけ少なくし、本当の「最期」のお別れをしていただく…
そのことに全てを注いでいます。

最近私は、直接お式に出る機会が少ない部署にいるのですが、
先日久しぶりに 「お迎え~ご出棺」 までお手伝いをさせて頂きました。

ご依頼時のお迎えからご遺族さまと接し、お手伝いをさせていただく中で
心ゆくまで納得しお別れしていただく環境を提供する事の大切さを改めて痛感しました。

この思いを大切に心にとどめ、直接お式に関わる事はなくても場面においても
お葬儀をするご遺族様の気持ちを大切に、関わっていきたいと思います。
  


Posted by アスタサービス at 16:00H.T