2011年10月17日

南紀を襲った災害に思う

紀伊半島南部を襲った台風19号により、前代未聞の死傷者が出ました。
白浜~新宮間のJR復旧は、年内一杯かかるとか聞きますし、まだまだ予断を許さない状況が続いています。

高齢者が多数を占めるエリアですので、夜間の避難は至難の業です。
ですからなおさらのこと、今後何事もないことを、ただただ祈るばかりです。

私は以前は紀南のホテルに勤めてましたので、今回災害にあわれたエリアには、何回か足を踏み入れたことがあります。

実に長閑な田舎です。
しかしその田舎に似つかわしくないぐらい立派な箱物が沢山建っています。

行く度にこんな箱物が必要なのかと思ったほど、たくさんの立派な建造物がありますが、これらを建築するために使った税金の半分でも、防災に使ってれば、今回のような死者数には、ならなかったのではないかと思うのです。

詳しいことはよく知りませんが、目に見えるものにお金を使うのが、政治家。よくそういう風に聞きますが、そういう圧力には負けずに、行政に携わる方々は、人命を守るために税金を使っていただきたいと思います。

百年に一度起きるかどうかのことに、お金は使えないともよく耳にしますが、であれば、そのエリアは市街化調整区域にすべきです。

宅地として認可するのならば、百年に一度の災害に遭遇しても、命を落とすことがないような、手当てが必要です。

真の先進国ならば、自然災害でナニモノにもかえがたい命を落とすことがないようにすべきだと思います。



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Posted by アスタサービス at 23:51K.I

2011年10月17日

エンディングノート

皆さんん 映画 エンディングノートご存知ですか

和歌山では まだ公開されていないので、なんばまで観に行きました

数年ぶりに電車に乗り なんばまで行くのも かなり久しぶりでした

映画の内容は 定年退職後 胃ガンが解り 娘さんがカメラが好きで父親の事を撮り続けたドキュメンタリー映画です。

お父さんは 営業マンで会社での送別会の映像もあり 日本の働くお父さんって感じがしました。

ガンが分かった時には もう末期で手術しても手遅れの状態でした。

それから自身がどのような最期を迎えるが パソコンに書き記しました。

葬儀の事 参列者の事 会社に連絡する事など…

形式は近親者のみの家族葬 仏式ではなく 教会での式(一般的な葬儀よりリーズナブル{この方の考え}に行なえる 家から教会が近い)と言う理由で牧師様に相談に行かれてました。

カメラマンの娘さんがクリスチャンでも有りました。

ご家族は奥様と海外で働いてる長男家族 嫁に行った長女とカメラマンの次女(未婚)
長男のお子さんがとても おじいさんには可愛いいらしく 映像から孫というのは、こんなにも可愛いと思えるものかと思いました。

映画の内容を細かく言うと これから観る方の楽しみが無くなるので この辺にしておきます

映画を見終わり、この方のような亡くなり方をされる方がどれぐらいいるのか? 最期まで意識は割りとはっきりしていて 言いたい事は言えていたと思います。 家族に見守られお亡くなりになりました。

精一杯 生き抜いた方だと思いました。
  

Posted by アスタサービス at 23:32S.M