アスタサービス　日々の想ゐ

最近、お式をお手伝いさせて
頂き故人様が80才からステンドグラス
を習いはじめ、作品を見せて頂いた
のですが本当に素晴らしい作品ばかりで
お参りにこられた方も飾らせて頂いた
ステンドグラスを見てすごいとおっしゃられて
おりました。もう少しで金閣寺が完成する
はずだったと聞きました。完成できなかった部分を先生が完成させ展示会に展示すると聞きました。日があえば見に行きたいと思います。
どんなことでもいつまでたっても挑戦する
ことで新たな趣味や楽しみを見つけることが出来ると実感することができました。  

私は自分自身の親族のお葬式には一度しか出たことがありません

それは祖父のお葬式で
その時私は10歳になったばかりでした

お葬式のことはよく覚えていませんが
大人達がいつもと違う雰囲気であったことはよく覚えています
その中で私だけはいつも通りでいようと心がけていました
そして必死に平然を装っていたためきちんと祖父とお別れができませんでした
きちんと祖父とのお別れの時間を持たなかったことを
私はとても後悔しています

このお仕事に就いて
お別れの時間の重要性を改めて実感しました
そしてお客様に悔いの残らないお別れの時間を過ごして頂くために
私にできることを精一杯やろうと思いました
  

まだまだ一人前でない私は、お客様から話しかけられるとどうしても無難な定型文ばかりでお返事をしてしまいます

言葉を選択できるだけ枠が無いのです
上司や先輩を見ていると、ただの接客ではなく
本当にお客様のお気持ちを考えて話をしているなぁ
と尊敬します
経験を積むからこそできる配慮の言葉かもしれませんが

言葉一つでも、お客様のお気持ちを考えていきたいと思います  

先日お式をさせていただいたお客様は、子供は居らず故人様と下半身が不自由な奥様の二人でした。親族様は約30人でしたが、殆どが姪っこ様とそのご主人 でした。
故人様が入院中は、毎日交代で姪っこ様達がお見舞いに行かれていたそうです。
打ち合わせ等も姪っこ様のご主人がメインで決めたりされておりました。
子供が居なくても、とても頼りになる姪っこ様達が居ることで、奥様はとても心強いと思いました。
  

先日ゲートハウスへ
ご両親と一緒に事前相談に
来られた方がいました。

ご相談者は長男様で、
和歌山を離れ神戸に
お住まいだそうです。

ゴールデンウィークで、
和歌山に帰って来られて、

両親と一緒にどんなお葬式をするのか、
準備しておきたいとの事で、
ご相談にこられたそうです。

中には、「縁起でもない」
という方も多くいらっしゃるはずです。

その中でも、こうやって一緒に相談に
来られて、希望を伝えてくださる方もいます。

その方には、「おたくになら
安心して任せられるわ」

と言ってくれました。

これからも少しでもお客様の
信頼を得られる、スタッフになりたいです。
  

先日、お手伝いをさせていただいた故人様は
畑で野菜を作るのが趣味でした。
心をこめて作られた野菜を、家族や近所の方に
食べていただくことをすごく喜んでおられたそうです。

告別式の朝も採れたてのいちごを家族様が
持ってきて下さり、式場はイチゴのいい香りが
立ち込めていました。

もちろんそのイチゴもお棺の中に入れて
持って行っていただきました。

これからもその畑の野菜を家族の皆様で
育てていかれるそうです。

来年もまた、おいしいイチゴが出来そうです。  

最近、この言葉が目にとまりました。
努力して結果が出ると、自信になる。

努力せず結果が出ると、傲りになる。

努力せず結果も出ないと、後悔が残る。

努力して結果が出ないとしても、経験が残る。

本当にそうだなと思いました。
努力をせずに結果が出たとしても
それは自信にはならない。
でも努力をすることで経験をつみ
自信をつかむことができるんだと思います。
日々忘れず努力したいと思います。
  

先日、祖母が入院しました
原因は転んで首を骨折したためです
転び方が悪ければ亡くなってしまっていたそうです

いつ何が起こるかわからない
ということを痛感した出来事でした

日々後悔をしないように意識していますが
「もしも」のことが起こったとき
必ず後悔すると思います

その後悔を少しでも減らすために
いつかではなく今からできる親孝行
祖父母孝行をしていきたいです
  

最近、暑くなってきましたね
今日は27度を越えました
急な温度変化で体調を崩される方も多いのではないでしょうか
暑さで熟睡できなかった私も、その内の一人かもしれません
体調管理には気をつけたいものです

とうとうＧＷに突入しましたね
朝は車がいつもより少なく、スムーズに出勤できます
お仕事にも慣れて来た・・・かもしれません
まだまだ至らない点は沢山あるので、勉強しなくては！

県外出身の私は、休みを作るとよく和歌山に遊びに来ていました
素敵な思い出を沢山作ったものです
和歌山はＧＷ旅行先ランキングでも上位を取っていました
それだけ魅力的な場所なのです
自然豊かで、海も綺麗です
美味しい物も沢山あります

お出かけする方も、しない方も、素敵な思い出ができますように！  

先日、火葬場までの道中、霊柩車の中でお客様がこうおっしゃいました。
『安い葬儀でごめんなさい。こんなに安いと利益ないでしょ？』
そのお客様は年金生活で費用を気にされてのご依頼でした。
費用をかけずに、ご遺族、故人様にとって素晴らしい葬儀だったと思っていただけるように、様々なご提案をさせていただきました。
決められた事をその通りやる。
マニュアル通りの事をするだけなら、ただの作業でしかありません。
故人様に対する思いは、お客様それぞれ違います。それぞれの思いを形にするのが、我々の役目だと思います。
お式の規模(費用)に関係なく、精一杯お手伝いさせていただこうと思います。
  

先日、ご自宅からゲートハウスへ
向けて故人様をお連れさせて頂く際、

故人様の奥様が

「もう二度と戻って来やんのやなぁ」

と涙ぐまれていました。

お葬式をするという事は、
全てにおいて故人様との
最後になります。

自宅も最後、お葬式の前日は最後の夜、
霊柩車の中は最後のドライブになります。

最愛のパートナー 家族を亡くし、
悲しみに暮れる御遺族様が

少しでも死を受け入れ
前へ進んでいける様に、

精一杯お客様に寄り添い、
お手伝いさせて頂きたいと思います。