2017年01月07日

動いていく時間

先日のお通夜前、式場のメモリアルコーナーに故人様の腕時計が飾ってあるのが目に留まりました。
愛用の眼鏡、時計、携帯電話など色々なものを持ってきてくださる方がいます。
特に、めずらしい光景ではなかったのですが、その時計が未だ動いているのがなんとも不思議に思えました。
その生涯に幕を閉じられた故人様ですが、周りの人々の時間は変わらず過ぎて行きます。
大事にしていた時計も、変わらず新しい時間を刻み続けます。
お通夜もお葬式も駆け足に過ぎていくのですが、一瞬時間が止まったような、ずっとこのままのような、そういう感覚になるときがたまにあります。
ご当家様もそうではないでしょうか。今、綺麗に身支度を整えて眠っている自分の家族が、明日の午後にもお骨に姿を変えるのだとは、実感できないだろうと思います。
その空気の中で、お別れへと向かって正確に時間を刻む故人様の腕時計が、不思議と目に焼き付いた、そんなお通夜でした。



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Posted by 家族葬のアスタサービス at 06:07 │Y.Y