2016年06月11日

夏の思い出

少し前に和歌山も梅雨に入りました。ジメジメと暑い日が続いていますが、この梅雨が開ければ本格的な夏突入ですね。
夏と言えば、私は祖父母の家で過ごしたお盆休みのことを思い浮かべます。
日高川町の田舎の村で、どこを見ても古い平屋建の家が続くような場所です。
祖父母の家も正面に縁側があるような昔ながらの日本家屋です。その縁側のある部屋が仏間で、玄関を上がって手を洗い、まず仏間に向かっていたのを思い出します。
私が生まれる前に亡くなった曾祖父と曾祖母が居る仏間にはお線香の匂いが漂っていて、黒くなった仏壇の扉はいつも開いています。
私と母は仏壇に向かい、おりんを鳴らして手を合わせます。
それから荷物を部屋に置いたり、祖父母と話をしたりするのが、習慣でした。
別に教えられた覚えはありませんが、なんとなく昔からそうしています。
今思えば、これも日常的な供養の形です。
お菓子はまず仏さんにあげてから、食べるときはおじいちゃんとおばあちゃん(曾祖父母)にちょうだいって声かけてから。
実家に仏壇はありませんが、こうやって自然と体に染み込んでいくんだなぁと思います。



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Posted by アスタサービス at 23:06 │Y.Y