2010年12月29日

義務教育体型の見直し‏

私が考える義務教育の定義は『社会に出て社会人として自立出来るだけの収入を得るためのスキルを身につける教育』です。

大卒ですら自立出来るだけの経済力を得るのは、グローバルな今の世の中では大変なことなのに、中学卒では、元総理の田中角栄さんや突出した能力の人を除き、残念ながら現実は相当厳しいと思います。

教育こそが貧困から脱出出来る確かな道なのですが、お金がないとその肝心な教育を受けれないのが現実です。


データによると、母子家庭の六割は貧困で喘ぎ、父親が病気がちな家庭や、親の学歴が高卒以下の家庭の貧困率は、かなり高いそうです。

そういう環境に産まれた子供が中学卒になるケースがかなりの割合であり、貧困の連鎖を生んでいます。

親の貧困からの連鎖を一人でも多く断ち切り、子供が経済的自立を得れるようにするために、先ずは義務教育の在り方を考え直さなくてはなりません。

経済的自立を得るためのスキルは、一般教養の基礎しか学べない中学卒では無理がありますので、スキル習得の為の訓練を最低でも一年は義務教育に付加すべきです。

小子化問題は盛んに論議されてますが、実は日本の社会に貢献出来る若者をどれだけ多く世の中に出せるかが重要であるはずなのです。
そのことに政府のお偉らさんが気付かなくてはなりません。

小子化問題は、子供の数が多くなれば解決する種類の問題ではないのです。

一人一人の子供の資質が大切なのです。

極度の貧困は犯罪を生みます。

教育が現世に適応出来る体型にならない限り、犯罪も増える一方です。


義務教育体型の見直しこそが、この国を再度世界一の経済大国へと導く唯一の道であると言っても過言ではありません。

世の中、大学を出ても、実にいい加減で、全く社会貢献出来てない人もいれば、逆に中学しか出てないのに、前向きに頑張っている人もたくさんいます。
ですからなおさらのこと、最低でも、専門的なスキルを学ぶ一年間を、義務教育にプラスすべきだと思うのです。


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Posted by アスタサービス at 08:30 │K.I