アスタサービス　日々の想ゐ

今、お手伝いをさせていただいている喪主様は
足が悪くて、お式には来れないとのこと。
これが、お顔を見る最後なのでと思い、
何とかお手伝いをさせていただくので
来ませんかとお声をかけました。

『二人で話あって決めたことなので行かなくても大丈夫です。』と・・・

そうおっしゃる喪主様は凛としていて、
後悔が無いという感じがしました。
私は、私の勝手な思いで、お声をかけたことを後悔しました。

きっと二人でいろいろなことを話され、きちんと決めていたんですね。

明日は、私がしっかりお見送りをして、お骨をお届けにあがります。
待っていて下さいね。
  

先日お母様を送られたかた方は一人っ子。
沢山の方がお参りに来られて
最後迄気丈に振舞われていました。

そのお母様の最後のお着替えの時
お母ちゃんお化粧大好きで
いつも綺麗にしてたからなぁ
ピンクの口紅を塗ってあげたいわ
と仰られたので、口紅をお渡しすると
お母ちゃん可愛いよ。
ありがとうね。
口紅を塗りながら涙を流されておりました。
お母様の最後を大好きなお化粧が出来て、
大変喜んで頂きました。