2015年08月21日

後悔

先日お式されたお客様ですが、4年前にご主人を亡くされ、それからは80歳代のお母様と50歳代の息子様の二人で暮らされておりました。この度、お亡くなりになられたのは息子様です。
友達を作るのが苦手でしたが、心優しい方だっで、毎週日曜日は温泉に誘ってくれて、よく二人で行かれたそうです。
その息子様が、腹痛を訴えだし、病院に行った時には末期癌だったそうです。
その少し前から体の異変に気付いていたそうですが、きっと心優しい息子様なのでお母様に心配かけないよう黙っていたのだと思います。
若いと言う事もあり、進行が早くわずか2か月でお亡くなりになりました。
ご安置させていただいた時から、ずっと『気付いてあげられなくてゴメン。堪忍してなぁ』とずっと言われておりました。
親にとって、子供はいくつになっても子供。順番が入れ替わった事で親は自分の事を責めると思います。少しでも気持ちを和らげられるよう、お客様の気持ちに寄り添い、その想いを形にあらわせられるディレクターを目指していきたいと思いました。  


Posted by アスタサービス at 21:37N.Y