2012年04月09日

紫陽花

昨日、お手伝いさせていただいた方の四十九日の法要が有り
本日、手紙とお菓子を持って無事終了いたしましたと挨拶に来て頂きました。

亡くなられた方は30代の男性で突然の死でした。

喪主の奥様はショックのため葬儀の打合せが出来ず、代わりに奥様の御姉様と打合せをして
葬儀当日は沢山の友人の方や親族の方に見送られて無事終了しましたが、その後も香典返しの
打合せ等を奥様に代わって御姉様としていました。

約3週間が過ぎた頃御姉様から電話が有りました。
「〇〇が、子供の為にも自分がしっかりせなあかん、と言っているので
今度の打合せは二人でします。」
電話を切った瞬間、私の顔はほころんでいました。
(奥様元気に生られた、もっと元気に生ってもらうために何かしてあげたいな・・・・)

打合せ当日、何時も祭壇等に花を綺麗に飾っていただいている花屋さんに相談に行き
色々な花の有る中で、鉢植えの淡い色の紫陽花を勧めて頂きました。

ご自宅に訪問し、故人様にと紫陽花を渡し、お参りさせていただいた後、打合せに入りました。
元気に生られた奥様を見て嬉しく思いましたが、それよりも持参した紫陽花
をとても気に入ってくださり、故人様にとても似合う花で、好きだった花だと
聞かされて、喜びが倍増しました。 (花屋さん有難う)


四十九日の法要までの間、打合せ・葬儀後の相談等、色々な形でお付き合いさせていただいた、喪主様から
御礼を言われ手紙を頂きました。
手紙の内容は、紫陽花の御礼やご主人への想いと今後の気持ちを書かれていて、どの部分を読んでも心に
響き涙を滲ませながら読みましたが、最後の一行

『KIさん、出会えて良かったです ありがとうございます』

不覚にも・・・・

〇〇様有難うございます。
あなたから頂いた手紙は私の一生の宝物です。
これからも、同じ事を多くの方に言っていただける様に心を込めて
お手伝いをさせて頂きます。

  


Posted by アスタサービス at 19:29K.I