2015年09月09日

音楽

最近、音楽を聴くことが殆ど無くなりました。

若い頃は、好きな歌手のレコードを買って聞いたり
(年がわかりますね。笑)
CDを聞いたりしていたのですが、
最近では見ていなくてもテレビをつけていることが多く
家ではもちろん、車でもテレビ・・・

時々、聞くラジオでよく聞いていた音楽が流れていると
懐かしく思います。

お式をお手伝いさせていただく中でも
故人様がよく聞いていた音楽をかけてあげたいと言う
お声を聞きますが、やっぱり昔の音楽が殆どです。

今、流行の音楽ももちろん良い曲もたくさんありますが
年を重ねるとともに、昔聞いていた曲が懐かしく
ふと聞きたくなります。

そんな気持ちでみなさんも聞いていたのでしょうか・・・

故人様を送る最後の時間に大好きな音楽をかけてあげるのも
ご供養になるのではないかなと思う今日この頃です。  


Posted by アスタサービス at 23:00R.Y

2015年09月08日

お葬式への想い

日々、お仕事を通してお葬式のお手伝いをさせていただいておりますが、お客様と我々の間には大きな温度差がございます。

お客様にとっての故人様はもちろん大切な存在であり、そこには膨大な記憶がございます。

長年密接に関わってきたエピソードの数々を我々が簡単に理解することは出来ないでしょう。

しかし、我々が行うべきサービスはこの温度差をより縮めることだと思います。

お客様の想いに近づかせていただくことによって、より良いお葬式の実現につながると思います。

お客様は、故人様とどのような時間をお過ごしになられたのか、そしてどのような想いでお葬式に臨まれるのかをよく理解して、お手伝いさせていただければと思います。  


Posted by アスタサービス at 23:30G.O

2015年09月07日

考えること

最近お式をお手伝いさせて頂いていると
故人様が生前中弊社でお式をしたいと言っていた
というお話や

いつも前を通って雰囲気がいいなぁと
おもってたんやけど元気な内に
ゲートハウスクラブに
入会するのはすこし恥ずかしくて…

というお話をよく聞きます。

何事も準備は
早くしておいた方が良いと
よく言います。

しかし「死」となると
考えるのが辛かったり
元気なうちに死について
考えたくない、
相談するのは恥ずかしい
というおもいになるようです。

私もこの職に就くまで
「死」について考えることは
避けていたように思います。

しかしこの職に就いて
きちんと「死」についてかんがえなければ
ならないなぁと思うようになりました。

「死」についてかんがえることは
死ぬ準備をするわけではありません。
このことを忘れないように
日々生活していかなければいけないと感じました。  


Posted by アスタサービス at 20:20M.Y

2015年09月06日

安心していただくために

最近、担当させて頂いたお客様のお話なのですが、

通夜前に少し雑談をさせて頂きました。
その中で、弊社にお手伝いをさせていただいた経緯を教えてくださいました。

弊社では事前の会員入会でお式にかかわる色々な特典があります。

施主様はそれを知っていてくださったのですが、
「母親が生きてる間に葬儀の段取りをするのは、気が引けて入会できなかったんです」
     …とのこと。

最近はそのようなお話を聞くことが多々ございます。

私自身もそのお気持ちは良く分かります。

しかし私達は葬儀そのものではなく、生前中も含めてお手伝いさせていただければと思っています。
生前中だから出来るお話もございます。

我々が出来る事は、気軽にお越しくださることが出来る環境を整えて
ひとりでも多くの方がご安心いただけるよう取り組んでいかなければいけないと痛感した瞬間でした。



  


Posted by アスタサービス at 18:00H.T

2015年09月05日

聞くこと

先日、お式までの時間に
喪主様とお話をしておりました

故人様はお姉様だったのですが
病院では一人は寂しいからとよく付き添っていたことや
今までの介護が大変だったこと
お姉様がとても綺麗好きだったこと
暇があればテレビではなく2人でラジオを聴いていたこと
若い頃は自分より美人で羨ましかったことなど

少しづつ、昔を思い出して
私に話して下さいました
思いの詰まったお言葉を聞いていると
気付けばかなりのお時間が過ぎておりました

最後にポツリと、
ありがとう、姉との色々な事が思い出せました

とおっしゃいました

お式の準備でバタバタと忙しく
お疲れになる方も多くいらっしゃると思います

最後のお見送りですから
お式の段取りばかりではなく
故人様のことを想いながら
お式を終えて頂けるように
お手伝いできたら嬉しいです
  


Posted by アスタサービス at 19:00Y.K

2015年09月05日

オリジナル礼状

お参りに来られた方にお渡しする粗供養には、礼状(挨拶状)も添えてお渡しさせていただきます。
我々が取り扱っている礼状は、一般的な定型文のものと、その故人様の人柄や生きざまを書いたオリジナル礼状があります。
先日お式をされた方はオリジナル礼状でした。
本日お伺いさせていただいた際、奥様がこう言われました。
式が終わった後自宅に来られた数人の方から、『礼状とても感動しました。また自宅でも泣いてしまいました』そう言われたそうです。
沢山の方にお通夜に来ていただき、見てくださって家族葬にしなくてよかった。と言われておりました。
これからもお客様に喜んでいただけるサービス、ご提案をさせていただこうと思いました。  


Posted by アスタサービス at 01:14N.Y

2015年09月03日

成長

先日、三回忌を迎えたお客様宅へ
お花をお届けにあがりました。

そのお客様宅へは、
私がまだ研修期間中に
一周忌のお花をお届けに伺った事が
ありました。

今回は逆で、私が後輩の前に立ち
お花を届けさして頂きました。

お客様は私に対し「一人前になったんやな」
と言ってくれました。

この一年間、本当に様々な事を
学ばせて頂きました。

これからも日々色々な事を吸収し、
ひとつでも多くの事を引き継いでいけるよう、過ごしていきたいです。





  


Posted by アスタサービス at 21:30K.T

2015年09月02日

家族の事情

先日、お手伝いをさせていただいた喪主様(奥様)には
ご事情があって晩年は故人様(旦那様)と一緒には
暮らしていなかったそうです。

ご依頼があって、ご自宅にお打ち合わせに行った時には
何も知らなかったので、奥様の旦那様に対する思いが
あまり感じられないなと思いました。

何度かご自宅にお伺いしてお話しているうちに
奥様がそっと私の耳元で
『この人、3年前に家を出て行ってここでは
暮らしていなかったのよ。』

その後は、奥様が今、どんな気持ちでいるか
このお葬式についてどう考えていらっしゃるか等
切々と語って下さいました。

私はこの事情を知らなければ、奥様のお気持ちを
お察しすることが出来ませんでした。
奥様はきっと、誰かに話さずにはいられなかったのだと
思います。
私は、このお気持ちをしっかり受け止め、今度も
出来る限り、お話相手になりたいと思います。  


Posted by アスタサービス at 21:00R.Y

2015年09月01日

それぞれの気持ち

先日お手伝いさせていただいたお式のことです。

ちょうど私が外でお客様の対応をさせていただいておりました。

すると一人の男性の方が喫煙なさりにお外へ出てこられました。

その方は、つぶやくように「また、友達を一人なくしたなぁ」とおっしゃられました。

その表情は、単なる悲しみだけではなく、もっと複雑な心持をうかがえました。


お参りに来られた方の分だけ、それぞれの気持ちがあることと存じます。

たくさんの気持ちは、式場と言う限られた空間に詰まっていて、そのすべては故人様へと向けられている。

特に、告別式の最後を締めくくる出棺のお手伝いをさせていただく中でそのことを肌で感じます。

こればかりは何度お手伝いさせていただいたところで慣れません。

毎回が特別です。

  


Posted by アスタサービス at 23:47G.O