2011年08月16日

ドラッカー理論4

ここで、ドラッガーの顧客に対する考え方を、具体的に紹介いたします。

1、買ってくださる顧客

2、働いてくださる顧客(社員のことです)

3、協力してくださる顧客(取引先、銀行等)

経営者、管理者からみたら、決定権は全て相手が持っているのです。
社員、取引先を顧客とみることが出来るか、それが大袈裟に言うと、その企業の運命の分かれ目だとドラッガーは語っています。

そういう発想であれば、社員、取引先の満足度を高める必要があります。

それは給料を上げるとか、買値を高くしてあげるという短絡的な形ではなく、決定権を持った相手先、すなわち社員、取引先が、大切にされていると思ってくれるような、心が伝わる付き合いが、日頃からなされてるかどうかだと、ドラッガーは語ってます。



続いてのドラッガー理論

時代から取り残されたような商品を売ることに、固執していないか?

売れないから、売れるものと組み合わす
そのような愚かな企画を実施してないか?
(売れるもの同士を組み合わせることが、マーケティングの原則)

今売れてるものでも、時代の流れについていけず直ぐに古くなる
落ち込みはじめてから、新商品では遅いということを、しかと理解しているか?
目標を達成した時は、お祝いをする時ではなく、次の準備にかかる時です。

社内にあるのはコストだけ。直接お金を生まない管理にお金をかけすぎてないか?

チャレンジより批判されない仕事に終始する傾向はないか?

これらのことをシビアにチェックし、本気で修正かけなければ、企業の成長はないというのが、ドラッガーの基本的な考え方です。



さらに続きます



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Posted by アスタサービス at 23:56
この記事へのコメント
私も管理者のはしくれ

今日の記事、全て心にビシバシきました

中身を見事に理解されてる

いよいよ楽しみになってきました

これだけのすぐれもの

もっと多くの人に見て欲しいでしょうね
Posted by マサキ at 2011年08月17日 06:23
マサキさん

私が優れものではなく、ドラッガー理論に本気で取り組み、ものにされてる講師が優れものなのです

私は教えてもらったことを、どう実践に取り入れていくかを真剣に考え、人様に喜んでいただける仕事ができるように、頑張るだけです。

いつもコメントありがとうございます。
Posted by K.I at 2011年08月17日 07:40