2010年09月30日

友人の父はタクシー運転手

ある友人の父はタクシーの運転手でしたが、今は他界し、いません。
今想うと確実に酔っ払い運転手でした。
小学校の時、その恐怖のタクシーに友人と一緒に乗り、街中を走っていましたが、お客様を見つけたとたん街中にほりおとされ、遠方より歩いて帰らされた。

中学校の時、他の友人と夜中でかけていると、恐怖のタクシーが目の前を通過し、子供ながらに「今日も走ってんなぁ」と関心をしていると、前方で急に停車し、後方のドアを開け、叫んでる声がこっちまで聞こえる。
何やらビール片手に手をあげてる女性に向かって叫んでいる「おい、早く乗れよ 何してんのな」女性は乗るわけがない・・・
等身大パネルなのだから・・・お前こそ何してんのなと、友人の父ながら情けなく笑えてきた。

友人いわく死ぬまで、うるさい親父であった。「色々あったけど、いないと寂しいわ」と、つぶやいていた。
お葬式、当時、18歳の友人は泣くより笑っていた印象が残っている

色々あっても最後は、泣いたり笑ったり、改めて家族が一つになる場が、お葬式ではないでしょうか。




同じカテゴリー(Y.T)の記事画像
イベント
同じカテゴリー(Y.T)の記事
 準備不足 (2011-04-04 23:43)
 感謝 (2011-03-28 23:38)
 気持ち (2011-03-20 01:21)
 生命線 (2011-03-11 22:49)
 少しずつ (2011-03-01 23:47)
 墓参り (2011-02-21 00:47)

Posted by アスタサービス at 00:41 │Y.T