2017年06月19日

初めての投稿になります。
縁あってアスタサービスに入社させていただいた新入社員のU.Kと申します。
今年の梅雨は雨の降らない空梅雨で、外出しやすい反面いつもより早く夏がやってきたような気持ちです。
節電!、とか気にしすぎず体調には気をつけてお過ごし下さい。

そんな蒸し暑い6月ですが、早いもので入社してもうすぐ三ヶ月が経ちます。
ブログを書かせて頂くこの機会に、この三ヶ月間に感じたことを一つだけ書いていきたいと思います。

それは、人の死がどれだけ重大な出来事なのかということです。
入社前、入社後、に関わらず僕はたくさんの死を知っていました。
「交通事故で何人が死亡した」
とか
「今回のテロで数十人の尊い命が失われた」
のように。
世界のどこかで2秒に一人が亡くなっていく、という文句まで知っています。

しかしアスタサービスに入社させていただき死に対する考え方が大きく変わりました。
これまではただ単に“数”として死を感じていましたが、そこには誰のものとも変えられない物語があるのだと知りました。
それは、亡くなられた方の人生はもちろん、その方の周囲にいた人々の人生も絡まり合った深く大きな縁の物語です。
それからはニュースで報じられる死に対しても幾らか敏感になれた気が致します。


故人様に対するご遺族のお気持ちが悲しみなのか憎しみなのか、ひとくくりには言えません。
しかし、どのような関係にあったとしてもお葬式というのはその二者の繋がりを強く感じる機会だと思います。
縁を切る、という言葉があります。
確かに書類の上ではいくらでも縁は切れます。しかし人は誰かと関わった時点で切れない糸で結ばれるものだと思います。
ご家族であれば尚いっそうに。

その「繋がりの再確認」をお手伝いするのが葬儀屋の大きな仕事だと思います。

「お気持ちは分かります」なんて軽い言葉は口が裂けても言えませんが、わざわざアスタサービスに依頼して下さった方々のことを常に意識しながら仕事に取り組んでいきます。


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Posted by アスタサービス at 20:54 │K.U