2018年09月17日

機会

先日、お寺の住職とご飯を食べに行く機会がありました。
各葬儀社の内部事情や経営方針みたいなものを教えて頂けました。
中々聞けない話だったので終始「はぁー」とか「ほー」とか言っていました。

住職自身はここ数年で「臨床宗教師」という資格を取りたいと仰っていました。
臨床宗教師とは、ターミナル病棟などに入院している患者さんに対して宗教という面から心のケアを行う方々です。
臨床心理士などと同じように病院に入ることを公認されるそうです。

ここから派生して終活にも手を伸ばしていきたいそうです。

終活関連の話で面白かったのは「死の体験旅行」というワークショップです。
1、「時計」「車」「ケータイ」「貯金」「妻」「子ども」など自分の大切なものを1つ1つカードに書き込む。
2、暗い空間を作り目を閉じる。
3、司会の人が「あなたは〇〇病にかかり余命~年です」というアナウンスを入れる。
4、司会の人が時間の経過を示すとともにカードを一枚ずつ握りつぶすように指示する。
5、そして最期の時「意識が朦朧としてきて周りの景色も見えないようになってきました」のアナウンスの後に
 「残っている全てのカードを握り潰して下さい」と指示する。

自分にとって何が大切なのかが分かると同時に、その大切なものと縁が切れる感覚を疑似体験できるらしいです。
僕自身、心から体験してみたいと思いました。



また色々な話を聞きたいので、次回を虎視眈々と狙っています。  


Posted by アスタサービス at 08:00K.U