アスタサービス　日々の想ゐ

この前の大雨、うちの祖母宅では、畳が浮いた。
祖母の家周辺は、車も通行禁止、電車も運行できず交通のすべがたたれてしまった。

その中で、プロと感じた事がある。


ある福祉施設周辺が、雨のため交通のすべがなく、職員が出勤できない状況になってしまった。
どういう状況が起こるかというと、高齢者の朝食が、厨房の職員が出勤できないため、いつもの時間に提供ができない状況となる。

厨房の職員を含め、歩いてこれる施設の職員が、道か川かもわからない中、出勤し、皆で朝食の準備を行ったそうである。
中には、裏山の道なき道を歩いて駆けつけた職員、おろ自分の家が少なからず被害にあっているのに駆けつけた職員。
話を聴き、単純にプロやなぁと感じた。
朝食が、利用者に行き渡ったころには、なんとか周辺の交通も回復してきた様子であったらしいが、わたくしは、利用者のことを考え、行動した職員の方には、敬意を表する。

自分の知らないところで、色々な方が、様々な物事を陰で支えているのだなと感じたし、なにもない状況が、とても幸せなことであると感じた。