2012年08月24日

少しでも

2週間位い前の事ですが、会社からの帰りの途中で腰の曲がったお婆さんが横断歩道を渡っていました。私は、見ていて余りにも危なかったので、自分が乗っていた自転車を置いて一緒に渡ってあげました。
嘘のようですが、渡りきった後お婆さんが私を見て、泣きながら「ありがとう」 と私の手を握ってきました。
話をしていると、どうやら独り身らしく「早く死にたい」と何度も言っていました。別れる時「貴方みたいな人に会えて良かった」と涙ながらに言う姿に、また会って話をしてあげたいと思いました。横断歩道を渡るとき何時もあのお婆さんの顔を思い出します。
自分が話しかけた事でお婆さんの気持ちが少しでも明るくなってくれていたら、私と話をすることが楽しみになってくれたら良いなと思います。
今日もあの時のお婆さんに会えないかな…と思いながら家に帰っています。


知らない人を、こんなにも心配し、この人のためになりたいと思う気持ちになったのが初めての事だったので文章に残しておきたいと思いました。

長文で読みにくいと思います。申し訳ないです。  

Posted by アスタサービス at 23:38