2017年07月20日

「今年の梅雨明けは、例年より遅くなるでしょう」


「今年の梅雨明けは、例年より遅くなるでしょう」と云うテレビの気象予報士の言葉。去年も同じ言葉を聞いた気がするのは、私だけなのでしょうか。このまま年月が経ち梅雨明けがどんどん遅くなれば、いつかは一年中梅雨になるんじゃないかなあなんて考えたりします。梅雨が好きな私にとっては嬉しい限りです。

何故、じめじめと陰鬱な雰囲気が漂う梅雨の時期が好きなのかと疑問に思う方も多いかも知れないです。その理由は、自分の誕生日があるからです。私の誕生日は6月19日。なんと作家の太宰治と同じなのです。
因みに太宰治は38歳の若さで、愛した女性と共に東京は三鷹の玉川上水に身を投げ自らの命を絶ちました。そして、その太宰治の遺体が発見されたのが奇しくも6月19日。太宰治、39歳の誕生日だったそうです。この事からこの日は太宰を偲ぶ日とされ、彼が享年に発表した小説『桜桃』にちなみに桜桃忌と名付けられました。今でも毎年、この桜桃忌には全国から彼を悼むためにたくさんの人々が三鷹にある太宰治の墓に集うそうです。

時代を経ても故人を偲ぶ気持ちを忘れてはいけないという事を私は毎年、梅雨の季節に痛感します。だからこそ、私は長い梅雨が明けたこれからも、今の仕事に誇りを持ち、職務を全うして行きたい。そして、お客様に真心を捧げながら働きたい、そう感じています。  

Posted by アスタサービス at 23:15